FINLANDS/カルト
こんにちは、マーシーです。
クリスマスも終わって、今日からは2年ぶりの開催となったCDJと、各方面から年の瀬を感じさせられますが、僕はなぜか今日が休み納めです、、、今年はシフト制で働いているので仕方ないですが年末年始は気が重いですね、、、
さあ、前回は男のアツさを教えてくれたUVERworldについて書きましたが、そんなUVERとは打って変わってとあるガールズバンドの曲について書いていきたいなと思います。
FINLANDSの「カルト」という曲です。
この曲に出会ったのはタワーレコードでの試聴からでした。確か赤い公園かyonigeの新譜をチェックしに行ったときに同じコーナーにあったのをふと聴いてみたのがきっかけです。ハイトーンが特徴的なボーカルの声にとても惹かれ、一瞬で虜になりました。このアルバムはもちろんFINLANDSというバンドの存在すらも当時は知らなかったので、あの時タワレコに寄っていなかったら出会えなかったと思うと運命を感じます。
このカルトという曲は歌詞の最後が「わたしは確かにあなたを思っていたんだわ」で終わっているように失恋ソングなのでしょう。この曲以外の曲もほとんどはテーマは恋愛です。
ただ、FINLANDSをラブソングのバンドとしてだけで形づけるのは違うな~と思ってます。恋愛をテーマにしていれば、「好き」「愛してる」といった言葉がどこかには入ってくるのが普通なはず。けれどFINLANDSの曲にはそうした端的に分かりやすい言葉ではなく、一つ一つの表現が独特で興味が惹かれていく。そんなように感じています。
この曲で特に素敵に感じたのはこの歌詞です。
今夜ぱったりと脳を奪われて もしも時空を超えてもあなたを
見つけることが出来るなら 正体不明光線も悪くないさ
この歌詞から、最後は「あなたを思っていたんだわ」という歌詞で終わるように、いなくなってしまった相手のことを狂ったように愛していたのだなと。ただ、「君を愛していた」で終わるよりもよっぽど想いを感じさせられます。
FINLANDSの曲はボーカルの声も曲調もどこか寂しげで儚いような雰囲気であるけれど、中には強い芯があるから絶対にブレないなと思ってます。
流行りのラブソングには少しアレルギーを感じてしまう自分ですが、FINLANDSを聴いているとなんだかんだラブソングも好きなんだなと思ってしまう(笑)